履歴書の書き方
■賞罰欄「罰」の書き方
賞罰は学歴・職歴を記入した後、次の行から書いていきます。
賞罰に該当がなければ、「賞罰」と記入した後に、「なし」と書きます。
該当するのであれば、「賞罰」と書いた次の行に「賞 ○○賞受賞」というように書きます。
【「賞」に記入すべき目安】
少しでもプラスになる要素があれば、履歴書に書いておきたい気持ちはわかります。しかし、履歴書上の賞罰欄では、国際レベルの大会や競技での入賞、国内大会なら優勝か準入賞のみが対象です。(チーム競技ならチーム内での地位や位置を勘案する)
また、文化活動の場合も、国際レベルの展覧会などが目安となります。国内なら芥川賞などのように著名で権威のある賞を基準に考えましょう。
重要なのは賞の肩書きではなく、大会や催しのレベル、社会的認知度です。誰も知らないような大会で優勝しても、それを履歴書の「賞」に加えるのは避けましょう。
※大会・催しの主催者が民間化公的機関かは問題ありません。
【「罰」に記入すべき目安】
該当するのであれば、「賞罰」と書いた次の行に「懲役2年、執行猶予3年罰 刑期終了」というように書きます。
賞罰の「罰」は刑法犯など過去に犯罪歴のある場合のみ記入します。
ただし、未成年時の少年犯罪は記入の対象になりません。
また、交通事故、交通違反の場合は、免許証の減点など「行政罰」は対象になりません、あくまでも「刑事罰」。しかし、業務上過失傷害などに問われた経験があれば、記入の対象になるので注意してください。
万が一、犯歴を隠して「なし」とした場合、経歴査証に問われることもありうるので気をつけてください。何かの拍子に表に出た場合、懲戒解雇になる可能性があります。犯罪歴がある場合はキチンと書きましょう。
自分と同じように犯罪を犯す人がいないように、ボランティア活動に参加しているなど積極的に頑張っていることがあれば書きましょう。
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■JIS規格 履歴書 A4判版 「手書き用」
JIS規格に順じた履歴書。手書きの場合にダウンロードしてお使いください。A4判、2枚になります。B5サイズは現在ではあまり使われていません。提出先もA4サイズの方が扱いが良いのでA4サイズをお薦め。
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JIS規格に順じた履歴書。A3サイズのプリンタがあれば、A4でなくこちらも良いでしょう。手書きの場合にダウンロードしてお使いください。A3判、1枚で基本的に折って使います。B4サイズは現在ではあまり使われていません。提出先もA3サイズの方が扱いが良いのでA3サイズがお薦め。
■JIS規格 履歴書 Microsoft Word形式 A4・A3判版 「印刷・ファイル送付用」
手書きでの指定が無い限り、現在はワープロでの履歴書提出が主流です。手書きでは「パソコン使えないのかな?」と勘違いされる可能性もあります。先方が許す限り、手書きを避けましょう。
メール添付で送る、人材紹介会社へ送る、人材派遣会社へ送る、こんな時は、先方で修正できるワードなどの形式で送りましょう。
PDFは絶対に避けましょう。採用の担当者や、紹介会社のコンサルタントは、書かないほうが良いものなどを判断できるため、履歴書を都合よく直してもらえる場合が実は結構あるのです。嘘を書くことは駄目ですが、都合よく変更することは問題にならないためです。